
「背骨コンディショニングの指導者になるにはどうすれば良いんだろう?」
「何が出来るようになるんだろう?」
って思ったあなたの為に書いていきますね。少しでもご参考になってくれたら嬉しく思います。
目次
背骨の指導者ってどんなことができるの?
資格を取得すると提供できる商品(サービス)が幾つかあります。ボクの経験上ではグループレッスン、個別指導(背骨矯正)、協会認定講座開催、セミナー開催の4つが主だと思います。ただ方法は人それぞれで他にも幾つかあると思います。
①グループレッスン
②個別指導
③背骨コンディショニング協会認定講座の開催
④セミナーや体験会
グループレッスン

グループレッスンの様子。
これは複数人に背骨コンディショニングのグループレッスンをしている様子。これはインストラクターの資格を取るとすぐ出来るようになりますよ。
個別の指導や矯正

個別指導をしている様子。
そう、インストラクターの資格を取ると、次の資格パーソナルトレーナー講座を受講することができますよ。それに合格すると上の写真のような個別の指導も出来るようになります。
背骨コンディショニング協会認定講座の開催

講師として講座を開催している様子。
背骨コンディショニング協会は一人でも多くの方に指導者になってもらいたい。と思っていますから認定講師として活動できるシステムがあるんですよ。取得した資格によって開催出来る講座があるんです。詳しくはこの記事内に書いていきますね。
セミナーやイベント

区や市や団体から依頼されてセミナーや講座をすることもできます。
内容的には、グループレッスンと同じなんですけど、区、市、団体、会社など色々なところから依頼されたり自主開催してセミナーや講座っていう形で講演することもあります。時間は90分だったり2時間だったり、依頼主によって変わります。
と、この4つが背骨コンディショニングってメソッドを使って活動できる主な形態なんじゃないかなと思います。(違う形の活動も多分あるし、創造すればもっと今後出てくるかなとも思います。)ちなみにボクはこ4つの活動をしてて、その中では個別の指導が一番ボリュームが多いです。
どういう風にステップアップしていくの?
これから背骨の指導者としてどういう風にステップアップしていくか説明していきますね。下記の図が資格(ライセンス)のステップアップを表していますよ。

ライセンスのピラミッド。
steage1。一番下のベーシック講座(腰痛解決講座)ここをまず受けるところからがスタートです。指導者にとっては最初の講座になりますよ。
このベーシック講座は3時間の講座。内容は、実技半分、体操半分。背骨コンディショニングの独自的な理論と代表的な背骨を整える運動(ROM運動、神経ストレッチ、セルフ仙骨矯正、頚椎矯正、筋トレ)を実践しながら学びます。

こんなテキストを使いながら複数人で受ける講座。あっ、白井さんがいた!
で、この講座は基本は自分のセルフメンテナンスの為に役立つことができます。だから指導者に興味のない一般の方でも受講可能。より深く学びたい!って方も良く受けにくるんですよ。逆に指導者になる方は、どんな風に伝えているのか?というところを加味しながら受けると後々に役に立ってくるかと思います。
インストラクター講座
さっきのベーシック講座を受けることで、インストラクター講座を受講することが出来るようになります。

インストラクター講座の様子。
2日の講義(7時間)を経て、試験(3時間)があります。どんなことを学ぶのか?っていうのは基本的な背骨コンディショニングの体操を複数人に指導する際に必要になることを学んでいきますよ。勿論、運動プログラムだから基本となる運動生理学からフィットネス知識、そして背骨コンディショニングの独自理論もより深く学んでいきます。色々な運動プログラムや治療理論がある中で、背骨の理論はまた別物だからそこら辺をしっかり整理して考えられようになることも一つの目標。

インストラクターの資格を取ると、こんな風にできます。
スポーツクラブのインストラクター、トレーナー、理学療法士、作業療法士、整体師、医師、会社員、主婦、本当に色々な方がこの資格を取っているけど、みんな同じようにレッスンできるようになります。プログラムが体系化されていることが強みであるとも言えます。
パーソナルトレーナー
先程のインストラクターの資格を取得すると、今度はパーソナル講座を受講することが出来ます。※逆に言い換えるといきなりパーソナル講座を受けるとかは出来ません。

パーソナルレッスンの様子。
身体の不調は実に様々。「腰が痛いんです。。」って一言で言っても、どこが痛むのか?どんな痛みなのか?そもそもどんな骨のズレなのか?個人差はとっても大きい。また、運動に馴染みのある方もいれば人生70年運動したことない。出来る自信がない。って方もいらっしゃる。そんな中で背骨コンディショニングの指導者としてどのように指導できるのか?そんなことも学んでいきます。ボリューム満点の講座で、1日6時間の講義を4日間(2018.6~カリキュラムが変更。それまでは3日間)、その後3時間の試験で合否が出ます。

こんな感じで股関節の矯正したりもします。
晴れて合格すると、背骨コンディショニングのパーソナル指導という形で、特に腰痛、膝の痛み、股関節の不調を運動と矯正で解決する専門家になれます。(と言っても実践を重ねていくことで指導力がついていきますからね)また、自律神経、脳神経のことも学ぶので今まで対応出来なかった症状も対応可能なんだと気付く方もとても多いです。
スペシャリスト
パーソナルの資格を取得して矯正認定(大まか骨のスコアとりと矯正テクニックを認定する)に合格すると、スペシャリスト講座を受講することが出来ます。

骨の歪みを見ているところ。
この講座は最上位講座。なので現状の背骨コンディショニングで改善できる身体の不調を背骨矯正と運動で解決できる知識、技術を学びます。
背骨コンディショニングで実際に改善している症状
腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、股関節痛、ひざ痛、歩行困難、手根管症候群、バネ指、腱鞘炎、リウマチ、めまい、耳鳴り、メニエール、五十肩、頭痛、眼の奥の痛み、胃などの内臓不調、便秘、線維筋痛症、側湾症などなど
現代医学で原因が分からなく難病指定されている症状の方も沢山の方が改善されています。
上の症状はボクの今までのクライアントさんがお持ちの症状の一部で、この他にも創始者日野秀彦氏がこのプログラムを実践されてから17年以上。多くの難病指定されている方の改善事例があります。なんでそんなことが起こっているのか?って基本的な話は、最初の講座(ベーシック、腰痛解決講座)から紐解くことが出来ます。
で、講座は6時間の講義が4日間。その後3時間の試験で合否が出ます。
資格(ライセンス)を維持する為に必要なことは?
これも良く聞かれる質問で、例えば2018年度中にインストラクターの資格を取ったとして、2019年度はどうなるの?って例で言うと、受講料の他に「年会費」というものが必要です。この年会費はライセンスによって費用が違うんですよ。この中には保険も含まれているので、フリーで活動されている方には特に安心できるのではないかなと思います。ボクもフリーで活動しているのでこの制度はとても安心しています。
とはい。ズラッと書いていきましたが、このような流れで背骨コンディショニングの資格を取得してスキルアップすることが出来ます。ただ、講座を受けたからスキルアップしていくのではなくて、上の講座の内容を実践で自分に落とし込んでいくその過程で指導力が上がっていくイメージです。現状に満足せず成長しようとアクションすることがクライアントさんに伝わるんだと思いますしね。
で、少しずつ指導者として進んでいく先に目の前の方が喜んでくれている姿、人生をより楽しんでくれている姿があるのではないかと思います。
ということで、今日はこれから背骨の指導者になってみたいな。もしくはどんな感じでなれるんだろう?という方に向けて書いてみました。少しでもイメージが湧いてきてくれたら嬉しいです。

ではでは。