こんにちは。
せぼねくんです。
外でのお散歩も空気いっぱい吸えて気持ちの良い季節になって来ましたね。
この夏に向かう時期が僕はとても好きです!
さてさて、前回に引き続き、お客様の改善しているお声をご紹介していきます。
「首が痛い」「首が回りずらい」とお困りの方はご参考にして頂けたら嬉しいです。
目次
実際のお声
背骨コンディショニングを始めたきっかけを教えてください
2年前(2019年)の背骨の日の特別講座にさそわれて、初めて参加しました。
最初はどのような状態でしたか?
高齢期に入り、体のあちこちに不具合が出ていました。
なんとか誤魔化して過ごしていましたが、首が振り向くのも出来ないほど痛いことがあり
枕を変えたり色々しましたが、全く効果がありませんでした。
背骨コンディショニングを実践してどのように変わりましたか?
お教室を通うようになり、頚椎を緩める体操を習って、あら不思議。
その日のうちに首が軽くなり、何もなかったかのように動くようになりました。
その後、五十肩も経験しましたが、1年ほどかかったものの普通に動くようになっています。
姿勢や体の動かし方に自分で気をつけられるようになって来ました。
首が痛くなる、回らなくなる3つの理由
さて、なぜ枕を変えたり色々試したのに全く効果がなかったのに、背骨コンディショニングの首を緩める体操をして改善していったのか?
解説していきますね。
首が痛い、回らない。
このような状態は下記のようなことが起こっています。
・神経が引っ張られている
・腰からの歪みがある
1つずつ解説していきますね。
頚椎の歪みがある
ヒトの頚椎は7個あるのですが、本来前に反るように前弯しています。
歪みとは、この配列がズレた状態です。
反りがない状態(骨が後ろにズレた歪み)をストレートネックと言われることもありますが、実際に触診をすると左右の歪みや捻れの歪みもあることが殆どで、真っ直ぐな頚椎の配列はまだ見たことがありません。
歪みのある場所は、靭帯組織が硬くなるのでその分、可動域も低下します。
結果、首が回らないという状態になるのです。
神経が引っ張られている
背骨からは神経が伸びています。首からは肩や指先まで伸びる神経や内臓に伸びる神経もあります。
一般的には考えられていないのですが、背骨コンディショニングの3つの独自理論の中に「神経牽引理論」という理論があります。
※現代医学(西洋医学)では神経は圧迫され神経異常が起きると考えられています(狭窄症やヘルニアなど)
神経は圧迫され異常が起きるなら、引っ張れても神経の伝導異常が起きる。という考えで、この場合、頚椎のズレから神経が引っ張られ首に痛みが出た。
と考えることが出来るのです。
実際に頚椎1、2番が左にずれ、右側に痛みがある状態でした。
腰からの歪みがある
首の不調の直接の原因は、頚椎の歪みの場合が多いのですが、元々なぜ歪むのか?
という視点に立つと【腰からの歪みが首の歪みに繋がる】と言えます。
仙骨〜頚椎まで背骨は全て繋がっています。
その為、腰(仙骨)の歪みがあると代償して頚椎まで歪んでくのです。
やはり今回の事例も仙骨の後方や傾きの歪みがあり、その影響で頚椎が歪んでいる状態でした。(勿論、腰の体操も行っていました)
全面性の法則というトレーニングの大原則がありますが、まさに全身をトータルで整えていくことが重要と言えます。
まとめ
ということでお客様のお声と首の不調の改善POINTに繋がることを書いていきました。
一般的に首が痛い時や回らない時は安静にした方が良いと思っている方もいますが、かなり多くの場合は正しい方法で積極的に動かすことで改善するケースがあります。
(ただ闇雲に動かしてもダメです。解剖学に基づいて動かしていきましょう)
そしてスッキリ根本的に良くなるのは背骨を支える筋力が強くなる頃です。
今以上悪くならないように日々ケアをして、定期的な筋トレで不調を改善する。
これがセルフケアの極意です。
どんな運動が良いの?
と思ったあなた!
YouTubeで首にすぐ出来る良い体操をアップしています。
良かったら参考にしてくださいね。
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