2月からスタートしていたパーソナル講座の試験が無事に終了しました!
忙しい日々の生活からプラスで時間を費やして学びを深めていった金子さんとMikaさんです。
まずは本当にお疲れ様でした!
2ヶ月間、4回の講座を経て今日まで来たのですが、「何か変化はありますか?」と聞くと色々と嬉しい変化が出ていた様です。
・説明が分かりやすくなったとお客さんから言われるようになった
・腰が痛い時は〇〇さんと言われる様に
・クラスの人気が更に出て15名→25名の定員に
・レッスン後にお客さんから質問が多く来るようになった
・勉強する機会が出来た
・ロープレ沢山あったから自信になった
こういう具体的なお声を聞くと僕は本当に嬉しいです。講師としてもやりがいを感じます。
受講生の方々が新しい環境に身を置き、前に進もうとする姿勢が良い変化を引き寄せていたんですよね。
今回、学んだことを何回も復習しお近くの方に伝えて欲しいなと思います。
そして僕も講師としてこの期間、沢山学ばせて頂きました。とても貴重で有意義でした。本当に感謝です。
そんな感じで2月7日からスタートした2ヶ月のパーソナル講座でしたが、改めてパーソナル指導者は活動することでどんなことが起きるんだろう?ということをここに書いていこうと思います。
目次
指導者のスキルが変わる4つのこと
対集団で指導するインストラクター資格と違ってパーソナルはマンツーマンで指導出来る資格です。
このマンツーマンで指導出来るってことはお客さんの不調を改善する為にはとても有効です。僕が考える間違いなく「ここは変わるな」ってことが下記の4つです。
・歪みに合わせた運動処方が出来るようになる
・より効果的な運動をレクチャー出来る
・状態に合わせたメニューを提供出来る
・相手により寄り添った指導が出来る
詳しく解説していきますね。
・歪みに合わせた運動処方が出来るようになる
インストラクターは多くの方に向けて、検査を用いてレクチャーしますよね。
例えば20人いるなら全体の歪みの傾向に合わせながら体操メニューを組むと思います。
一方、個別で指導出来るパーソナルは、その方の歪みを触れたり、聞き取りしながら指導者は個別に合わせたメニューを考えることが出来ます。
なので、インストラクターで行う集団より更に不調改善に特化した精度の高いメニューを組める。ということなんです。
それってお客さん的にはとても嬉しいことですよね。
・より効果的な運動をレクチャー出来る
例えば、集団で指導してる時。こんなことありませんか?
「この方の指導してる時にあっ、向こうでも修正したい人がいる、あっ、あっちにも」
僕も良くあります。
特に少し難しめの体操している時なら尚更ですよね。そこをコントロールする技術は経験がどうしても必要です。
ただパーソナルなら、目の前の方の様子をじっくり見れるので、他の方を気にする必要はないです。
一つの体操をより安全に効果的に行える。そういう指導が出来るようになるってことです。
お客さん自身もそこに価値を感じてくれて「たまにこうして見てもらわなきゃだめねぇ」なんてお声を良くもらいますよ(笑)
・状態に合わせたメニューを提供出来る
僕のお客さんで長い方だと7年程、来てもらっている方もいます。
身体のケアとして信頼頂いている証拠だと思うのでとても有難いのですが、長くお身体の状態を見ていると「あれっいつもと歪みが違うな」そういう時があります。
勿論そうですよね。人間は機械ではないのですから環境や生活で歪みがふっと変わることもあります。
でそんな時は事前に「今、こうなっていますよ。なのでこの体操をしておくと良いと思います」こういう提案が出来るようになるんです。
急に今まで痛くなかったのに「膝が痛くなった、指が痺れてきた」そういう時は、突発的ではなく予兆(本人が気付かない骨の歪み)が出ていることがあるんです(検査で見極めることが出来ます)
要するに、状態に合わせた処方が出来ると言うことはお客さんも気付いていない不調が出るリスクを軽減出来るかもしれない。ということです。
これはお客さんにとって見れば安心に繋がりますし、指導者のスキルとも言えますよね。
僕はここを高めて行けばいく程、健康サポート力や健康危機管理力が高まっていくと思ってます。
・相手により寄り添った指導が出来る
実は上の3つ書いたことはあくまで知識、技術に分類されます。僕はこの「相手に寄り添う」ってことが指導する上で最重要だと思ってます。
自分の心が相手に伝わる。逆に自分の心の状態が荒れていると相手に伝わらない。そんなイメージです。
いくら良いことを言っても結局聞いて貰わなければ空回りになってしまいますよね。
これはインストラクター、パーソナルと変わらないことだと思うのですが、特に対面指導のパーソナルでは顕著に現れて来るんだと思います。
心が伝わると相手も行動変容しやすいです。
ちなみに先日、背骨コンディショニング創始者の日野秀彦氏の投稿にとても共感しました。
パーソナルトレーナーの仕事は、クライアントに「頑張りましょう1、2、3はい、息吐いて吸って」と励ますのや筋トレプログラムを処方するのが仕事ではないのです。いかにその方に身も心も寄り添い問題を解決することです。
このことは指導経験を重ねる度に僕は実感します。勿論、自分自身ももっと高める努力をしなければとこの記事を書いてて思う訳です。
そして、いわゆるこのマインドの部分って、非常に伝えるのが難しいと思ってます。
なぜならマインドは感じる部分でもあるからです。
僕は日野先生の一貫コースや日野塾を受けて、日野先生自身のマインドを感じることがありました(その時の記事はこちら)。
だから僕の講座を受ける方も僕の講座の時に直接会ってマインドを感じて欲しいなとも思います。
運動指導の先に起こる変化
背骨コンディショニングの指導をするとお客さんにとても喜ばれます。
腰痛が軽くなった、趣味のゴルフが出来るようになった、体が楽になって生活がしやすくなった。など。
これは背骨コンディショニングだけでなく、他の運動プログラムを指導している方も同じ声を頂いている方が多いと思います。
最近良く思うのですが、運動がしっかり提供させるとクライアントだけでなく、社会や環境にも良い変化を与えると思うんです。
僕のお客さんで「膝に注射を打たなくても良くなった、薬を飲まなくても眠れるようになった、ヘルニアの手術をしなくても良いと担当医に言われた」こういうお声を沢山もらいます。
要は、運動をすることによって身体の機能が向上し、いわゆる医療の助けを得なくても身体を保てるようになる。
今はコロナの問題もあるし、医療費も2019年度は概算43兆円以上です。
医療は命や健康を保つ為に必ず必要ですけど、運動や生活習慣が見直されることで医療機関や医療制度の負担を減らせることが出来るならそれは社会にとってとても良いことですよね。
つまり、運動指導力を高めることは結果的に社会に貢献している。と言うことです。
僕はこのことが自分のモチベーションにも繋がっています。広まれば広まるほど社会の貢献に通じているんだなって。
だからあなたもちょっと考えてみて欲しいです。
指導スキルが上がることで、自分やお客さんだけでなくどんな変化があるのかな?って。
共に運動指導スキルを高め、社会や公共的にも良い影響を与えていくそんな仲間が増えたら最高ですもんね。
9月12日からのパーソナル講座募集中
東京でパーソナル講座を開催します。日程は下記スケジュールです。
2021/09/12 10:00〜17:00
2021/09/26 10:00〜17:00
2021/10/17 10:00〜17:00
2021/10/31 10:00〜17:00
2021/11/14 10:00〜13:00※試験日
休憩を1時間挟みます。
場所 杉並区西荻窪駅近くの施設(予定)※杉並区で行います
パーソナル講座はインストラクター講座を受講している必要があります。
高橋の開催スケジュールを知りたい方はこの記事を参考にしてください。
申し込みフォームは下記です。↓
事前課題もあるのでお早めにお申し込みくださいね。
是非、あなたのご参加をお待ちしています。
どうしようかなぁって迷うかもしれないですけど、迷っているのはやりたい証拠です(笑)
一歩踏み出して、また新しい世界にチャレンジしていきましょう!
ではでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。