背骨コンディショニングの出来事2017.07.23 2017.07.24 bestlife

腰痛解決（ベーシック）講座を開催してました。伝えられることに感謝！

もうすぐベーシック講座開催します！
希望を与えられる様にしっかりお伝えしよう！
#渋谷 pic.twitter.com/jtG9xMZmLB

— 背骨トレーナー高橋晃史 (@best_life0322) July 23, 2017

はい。今日は渋谷のいつも利用させてもらっているスタジオ。コア・フォレストさんで、ベーシック（腰痛解決）講座を開催していましたよ。今、数えたら１７回目でした。ただ、何回やっても緊張するのがこの講座。参加者にとってみたら、とても深刻な理由で来られている方も少なくないですからね。

今回の参加者は、４名様。自分の不調を改善したい方、指導者になりたい方。様々な方がいらっしゃいました。どちらにせよボクがお伝えできることは一緒。

背骨コンディショニングは何が違う？

背骨を整えて不調を改善する。ってこのフレーズはどこにでもありそうですよね。整体の一種かな？なんて思われる方もいるかもしれないけど、（分類的には整体に属するかもしれませんが。。）ただ、知れば知るほど、他のプログラムと全く違うんです。ここが面白いところでもある。と、ボクは思ってます。

仙腸関節可動理論。

仙骨と腸骨の間の関節。仙腸関節。一般的には、この関節はほぼ可動しない。可動しても２〜３mm。って解剖学の本にしっかり明記されている関節。それしか動かないからそもそもズレるって発想があまりない。

でも実は、この関節。とても大きくずれる。mmではなくて、cm。しかも４cmも5cmもずれている方がいる。

で、仙骨は背骨の土台。仙骨の上に腰椎、胸椎、頚椎と乗ってますよね。土台がcm単位でズレたら上もバランスをとるようにズレるんじゃない？

ってこんな理論が仙腸関節可動理論。まさかジョセフ・ピラティスさんもそんなに仙骨が動くなんて思わなかったわけです。

神経牽引理論。神経は引っ張られても異常が出る。

仙骨が動く理論だけでなく、この理論も背骨コンディショニングならではの考え方。一般的には、神経は圧迫されて異常が起きると考えていますからね。ヘルニアとか狭窄症とか、梨状筋が硬くなって圧迫とかね。

ただ、圧迫されて異常が起きるんなら、もしかしたら引っ張られても異常が起きるんじゃないの？ってことです。

ちょっと小難しい話かもしれないけど、ここはとっても大事なところ。

仙骨が動く！動くから歪む。

神経は引っ張られて異常が起きる！

この２つ。もし仮に仙骨は数cmズレて、坐骨神経が引っ張られて足の痺れが起きている方。そんな方がもしいたら、改善のためには仙骨を元の位置に戻して、神経を緩めてあげないと治らない。ってそういうことなんです。

で、まぁこう言う風に書いても理解は難しいですよね。ただ背骨コンディショニングの運動や矯正はこの理論の元に構成されているんだよ！ってところが覚えてくれてたら嬉しいです。何かのメソッドと何かのメソッドを合体させたとか、改変させたとか、そういうものではなく、正しく無から有が生み出されたくらいのもの。そうボクは思ってます。

でね、今回の講座でこの根本的な考え。（座学）と、解決するための具体的な運動方法。（話だけじゃ身体は良くならないからね）これを３時間かけてみっちりお伝えさせてもらったんです。

で、今回の講座で、終了後のちょっとしたエピソード。

「腹筋すると腰がピリって痛いんですよ〜。」って言いながら腹筋を見せてくれた男性の方。

「ほら、こんな風に腹筋すると。。あれ？痛くない？あれ？」

って。。

講座の中で多分、仙骨が矯正されたんでしょうね。でもこう言う話、背骨では結構あるある。指導者から見ても最初はびっくりするんですけどね。本当によくあることなんですよ。

https://twitter.com/best_life0322/status/888597430131765248

昨日もそんなことあったし。３０年間あぐらをかけなくて困ってた方。ありとあらゆるところに治療に行ったみたいだけど、全く良くならなかったのに簡単な体操であぐらがかけるようになっちゃったって。一番びっくりしてたのはご本人様。

嘘のような本当の話なんです。

それも何でこんなことが起こるの？って答えは、さっきの２つの理論に答えがあるんですよ。

ここら辺は掘り下げると取り留がつかなくなるんでここら辺にしますけど、知れば知るほど、実践すればするほど責任感が湧いてくる。っていうのがボクの感じていることです。

どの骨がどうズレるとどこに影響が出るのか？具体的な解決手法は？って話はインストラクター講座で掘り下げて学べます。