足裏の痺れは、足裏をいくら見てもわかりません。原因はその場所にあるのではなくて、根っこの部分にあるんです。そして運動療法で改善することがとても多いです。ということで、今日は、あなたの足裏の痺れを取る具体的な方法とそもそもの原因をお伝えしますね。
左の太腿に痺れと冷却感と痛みがあります。
原因不明の痺れの場合何科に行けばいいんでしょうか?
1ヶ月半ぐらい前から両足の膝から足首の間がずっと痺れてます。
1週間程前からむくみがひどくなり、足の裏から痺れが始まり今では膝下まで痺れる様になってきました。
痺れの原因とは?
実は神経が引っ張られた状態になると、その一つの反応として痺れが出てきちゃいます。足の裏の痺れだとまず坐骨神経の伝導に異常が起きていることが殆どです。
簡単な検査で分かるので、下記のtwitterの動画の検査をやってみてくださいね。
【膝の痛みは膝を見ても分からない】
軟骨や半月板がすり減っても痛みがない人もいる
逆に綺麗でも膝が痛い方もいます原因は坐骨神経です
チェックしてみましょすねの内側を親指で力いっぱい押してみて✊
信じられないかもですけど痛くないのが通常です。
どうです?#背骨コンディショニング pic.twitter.com/AvxfpELp0x
— 高橋 晃史/べび 背骨トレーナー (@best_life0322) 2019年7月4日
※ツイートでは、膝の痛みの解説で引用していますけど、足の痺れにも通ず検査です
すねの内側を親指で力いっぱい押してみて✊
信じられないかもですけど痛くないのが通常です。
どうでしたか?痛かったですか?
痛ければまず坐骨神経の伝導異常が原因の可能性が高いですよ。この場合は運動で改善して行きますので安心してくださいね。
改善する為の3つの視点
仙椎1〜三番、腰椎4〜5番(腰の周りです)から坐骨神経が出ます。そしてお尻の辺りで親指1本くらいの太い神経の束になり、腿裏、膝、ふくらはぎ、足裏、甲と爪の先まで伸びます。
坐骨神経ストレッチ
神経って引っ張られると硬くなっていきます。なので神経自体にも柔軟性があるんじゃなかって考えているんです。坐骨神経自体に直接効くストレッチをご紹介しますね。
痛くない範囲で、足の力を抜いて行うことがポイントですよ。神経自体を緩めることができるんです。
神経の出元を見る
さっきの骨の図でも解説しましたが、坐骨神経は仙骨と腰椎から出ています。なので出元の骨周りを動かすことで坐骨神経自体も緩んでくるんです。
動画ですと一往復しかしていませんが、続けて20〜30回ほど繰り返すと仙骨、腰椎が緩んできます。(足を入れ替えて、反対足も勿論やりますよ)
神経の伝導を改善する筋トレ
実は、一定以上の負荷をかける筋トレは神経自体の伝導も改善するんです。強い電気信号が通るからか分かりませんが、確かに神経が緩むんですよ。
特に坐骨神経絡みの不調は、お尻の大臀筋のトレーニングをすると良いと思いますよ。神経自体も緩むし、何より仙骨を強力に支えている筋肉ですからね。
ちなみにゴムの負荷は、10回ギリギリ出来るかギブアップくらいのゴムの強さです。
10回やったら1分ストレッチを最低3セット行います。頻度は週に2回でオッケーです。
まとめ
足の裏の痺れは、痺れている場所を見ても分からないことがある、神経の出元の仙骨と腰椎、神経自体の柔軟性。この2つがポイントです。
そして解決方法は運動、筋トレで改善して行きますよ。電気当てても、揉んでも良くならないあなたの足の痺れは、もしかしたらこの方法で良くなるかもしれません。
あっ、上の体操を何回かやったら最初の坐骨神経の検査をやってみてくださいね。スネの内側を押す検査です。最初と比べてどうでしょうか?痛みが減ったり、柔らかくなったりしている方が多いと思います。ただ一回じゃ目立った効果が出ないことが殆どなので、是非継続してみてくださいね。
では、今日の記事は足裏の痺れを改善する記事でした。まだまだお伝えしたいことがあるけど、まずはすぐ取り組める体操なので実際にやってみてくださいね。
ではでは^ ^