そろそろ、大丈夫だと思うのでつい先日会ったことを書こうと思います。今回の記事は、ボクの背骨人生の中でも忘れられない出来事になると思う。
訳あって、練馬の脳神経外科に来てます。理由はブログに書こうと思います! pic.twitter.com/DC2tZj1iUa
— 高橋 晃史☆背骨専門のトレーナー (@best_life0322) October 31, 2017
目次
実は、嫁さんが急激な頭痛で救急搬送されました。
心配される方も多いと思うので、先に言っておきますね。嫁さんは全く無事で何にも心配ありませんよ!元気です!
何があったのか?
10/31の出来事でした。
ボクは、来年に自主開催する為、荻窪スタジオでパーソナルトレーナー講座の再受講を受けていたんです。
で、講座の中休憩中にふとLINEを見ると、嫁さんからのメッセージ。
こんなラインが届きました。明らかに「ドキンっ」ってする内容。
急激な目の奥の痛み、立てない状況。吐き気。。ボクの頭の中にはふと「脳出血」の3文字が頭に浮かびました。
すぐ、電話をしました。でも繋がらない。何回か繰り返してやっと繋がりました。すると、返答はできるけど明らかに朦朧としている感じ。そして、ぷつっと切れました。
すごいドキドキしてました。「やばい!」って心の中で思ってました。でも落ち着いて考えて、状況整理していこうと考えてました。
嫁のいる住まいは、西荻窪から北に行ったところの善福寺。ボクが講座を受けていた荻窪スタジオは、どんなに自転車で飛ばしても15分。(結局タクシーで向かったけど混雑していて20分近くかかりました。)
もし、最悪の状況、脳の問題だったら。1分2分が命とりになる。そう思い、すぐさま119番を押しました。
、、、前に前職で訓練電話をしていたせいか、意外と冷静に状況を伝えることができました。
「すぐ向かいます。」との返事をもらって、ボクは講座の休憩中だったけど、受講生や藤井先生に簡単に状況を説明し、自転車よりもタクシーの方が早いと思い荻窪南口のタクシーを捕まえました。(今になって思うと、北口に出てから捕まえた方が早かったなと。そういう判断が出来ないってことは実はテンパっていたのか思う)
なかなかの混雑で進まない中、20分ちょっとだったと思います。家の前が見えると救急車が止まっていました。
タクシーにお金を払って、ダッシュで家に入ると嫁が座っていました。その横にはゆうたも。
救急隊員に話を聞くと、
「もしかしたら、脳に何かしらの異常があるかもしれないので、今病院を探しているところです」
と、そんな風に答えてもらいました。
突然の目の奥の痛み、吐き気、立てない。
この3つで、ボクの中で可能性は2つあると思ってました。
脳出血や脳の異常。
もしくは、
頚椎1番のズレ。
脳出血や脳自体の異常であれば、ボクは何も出来ないし、そういう状況になっているかも勿論判断できない。西洋医学、救急医療に頼るしかない。でもその状況だけはなって惜しくない。そう思ってました。
でも、頚椎のズレなら何とかなる。そう思ってました。
で、救急隊員が目の前に2人いる中、嫁の頚椎を触りました。
明らかに後方に右捻転してました。
でも、確かに骨のズレはあるけど脳の異常がないとは言い切れない。と思っていました。いつも触るからよくわかるんです。いつもよりも出ていたんです。矯正で良くなるかなと思いつつも、万が一出血してたら矯正してもいいんだろうか?なんてグルグル頭の中を回ったけど、結局救急隊に聞きました。
「背骨を矯正する仕事をしているんです。頚椎を矯正してもいいですか?」
そしたら、救急隊が
「そうですか。(ちょっと驚きながら)あんまり無理なさらない範囲であれば〜」
って。
横になって矯正しようと嫁の体勢を変えようとしたら、めまいがあるのか横向きになれず、座ったまま矯正しようと1、2回コリコリ(でもこの時は本当にして良いのかどうか葛藤してました。)したところで、
「病院が決まったようです。一応、脳に異常があるかもしれないので、」
と救急隊が言って頂き、勿論ボクも脳の異常が可能性としてあると思っていたので「お願いします。」と心配そうに見ているゆうたとオムツとゆうたの飲む水を持って、一緒に救急車に乗り込みました。
病院に向かう道中、嫁の意識確認もしながら10分経たないくらいで着きました。
検査結果
着いてすぐ検査を受ける嫁。
ボクは待合室でゆうたと抱っこしながら、オムツも替えながら15〜20分ほど待っていました。
すると、お医者さんに呼ばれて診療室の中に入りました。
嫁が椅子に座っていて、お医者さんがCTの結果を伝えてくれました。
目に見える箇所で脳に異常があるところは見当たりませんね。偏頭痛の強いタイプでしょう。授乳をされているので弱い痛み止めをお出ししましょうか?また何かあったら来てください。
という脳外科の診断結果でした。
ハーーー!良かった!
心の中でそう思いました。脳に出血があるかないか?異常があるかないか?ここがどうしょうもできないPOINTだったので、脳に異常が見当たらない。と診断されて本当に安堵のため息が出ました。
ただ、目に見える箇所の問題で実は見えない部分に問題があるかもしれない。と思っていたので3割くらいは安心できなかったですが、まずまず心が落ち着いてきたのを覚えています。
勿論、脳に異常がなければ、頚椎1番のズレが濃厚だと思っているので、痛み止めはもらわず「代替療法で改善を図ってみます」とお伝えし、一人では上手く立てない嫁を肩車しゆうたを抱えて、診療室を後にしました。
検査を終えて
この症状は脳に異常がなければ頚椎1番が原因。とほぼ確信したので、支払いを待つソファーで、嫁がお辞儀した状態で頚椎1番を1〜2分、中に押し込みました。
支払いが終わって嫁を抱きかかえようとすると、さっきまで歩けない位フラフラだったのに、
「あっ。少し歩ける。」って嫁の声。
ここら辺で、8割くらいは頚椎1番押し込めば、大丈夫だ!って思ってました。
タクシーで住まいに。家に入って速攻、嫁の頚椎1番を中心に全身矯正。特に頚椎1番はしっかりはめるように意識して矯正。
20分くらいの矯正だったかな。
すると、矯正の直後からズキンズキンしてた右目の奥の痛みが消えて、頭が楽になったって嫁の反応。立ってみるとさっきまで一人で立てなかったのに立てる。
1時間後には、、
ふーー。良かった!!!
頚椎1番の強過ぎたズレが原因だったんだと。そう思いました。少しどころではない、かなりドキドキしたけど本当に戻って良かった!!
心配した方、この通り元気になりましたよ。(^。^)
今回で感じたこと
今回の出来事、エピソードはボクの背骨人生で忘れることの出来ないエピソードになったと思います。正直、回復してからも限りなく可能性は低いけど脳の隠れた異常もあるかもしれないと疑っていました。でもこの記事を書いている11/22。異常は一回もないし、(矯正もちょくちょくしてるし)脳の異常はないな。と思えるようになっています。
そんな心境の中、今回のエピソードですっごい沢山のことがボクに訴えかけています。
まず、1個目。
愛する人が危険な状況になった時の心境。
これが痛いほど分かりました。
僕の仕事柄、不調で辛い方が多くいらっしゃるんですけど、その方の家族の方の気持ちがとても良く分かりました。
そして2つ目。。
これは感謝。
何に感謝か?っていうと背骨コンディショニングを学んでいて良かった。っていう感謝。ふと今回のことを思い返してみると、立てないくらいの症状で明確な原因がわからない(頭痛も医学的には良く分かっていない)状況だったら、どうしていたんだろう?って思うんです。
違うところが悪いのかな?またなるかもしれないな。って多分不安でいっぱいになっていたんだと思うんです。
でも背骨の理論を知っていたから、脳に異常がなければ頚椎のずれ。実際に良くなっているし。この事実で本当に心が救われた思いです。
だから感謝。背骨コンディショニングを学んでいて良かった。本当に家族が救われた。そう思うんです。ありがとうございます!
この2つがとっても深く心にズシっときた今回の出来事でした。タイトル的にちょっとびっくりさせちゃった人もいますよね。すいませんでした。もう今はとんでもなく元気ですからね。(笑)
そして最後に、こんなエピソードを体験して。。
やっぱり、この理論、背骨のズレで神経引っ張られるとおかしくなる。時には脳の異常と間違えるほど。そんな症状も出ることもある。って、この情報は世界中の困っている方だけじゃなくて、全ての方に伝えなきゃなと思いました。社会貢献、医療費削減、地域の健康もそうだけど、今、この瞬間に同じように本当に困っている方のすぐそばに早く伝えなきゃと。今すぐ提示しなきゃ。実際には難しい問題もあるけど、それでも同じように考えている人と一緒に知恵を出しながらこれから進んでいきたいなと。そう思ってます。
と、はい。こんな感じで結構長い記事になったけど今回はここまでです。
12/8のシンポジウムも近くなって沢山やること出てきてますけど、これからも頑張っていきます!
あっ。まだ告知してないですけど、ちょっとご案内です。12/1の午前中に分け合って急遽、新潟の新発田で背骨矯正をやるかもです。(場所が取れたらの話でまだ未定段階です。)
ということで、ではでは!
コメントを残す