【文字起こし】136名参加、98.6%が首肩スッキリ!オンラインセミナーの内容を特別大公開!2025年12月

こんにちは。せぼねくんです。

2025年11月30日から7回に渡り、
首肩ガチガチがすっきりするオンライン無料セミナーを開催していました。

今回は136名の登録で、参加された方は98.6%の方がスッキリされました!
また背骨コンディショニングを指導者から初めて習う方は全体の58.9%でした。

このブログでは当日参加できなかった方も少しでも当日の内容や温度感に触れていただきたく、
特別にオンラインセミナーの”文字起こし版“を特別に大公開いたします。

文章だけでも、首肩の不調や睡眠の質の向上、また全身の不調についても改善のヒントになるかもしれません。

また後半は期間限定キャンペーンについても案内しています。
かなり長い内容ですが、良かったら読んでみてくださいね。

高橋
それではどうぞ!

首肩ガチガチ→スッキリ!寝入りも良くなるオンラインセミナー 講演内容(文字起こし)

1. オープニングと自己紹介 (講演開始~)

皆さん、こんにちは。ご参加いただきありがとうございます。

10時から始めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。私は東京の西荻窪というところから配信しております。今回、7日間のセミナーの第1回目です。

私は「首肩ガチガチがすっきり、寝入りも良くなるセミナー」という形でお届けしていきます。タオルを1本、もしお持ちの方はトレーニングチューブを1つ、ご用意いただければと思います。

まずは簡単に私の自己紹介をさせていただきます。 「自分の体を自分で治す」ということを世界に広めるべく、背骨コンディショニングのスペシャリストせぼねくんという形で発信しております。本名を高橋晃史(こうじ)といいます。東京の杉並区出身、45歳で、8歳、5歳、2歳の男の子3人の育児奮闘中です。

体の業界は16年ほどで、この背骨に特化して専門的に携わるようになって11年になります。背骨コンディショニングというプログラムは、創始者である日野秀彦という者から学び、一貫コースや日野塾に行ったり、杉並区、練馬、八王子での活動、そしてこういったオンラインで活動させていただいています。指導者の育成なども行いながら、体の健康、特に背骨を大事にしていこうというのを広く広める活動をしております。

2. セミナーのテーマと背骨コンディショニングの考え方

今回のテーマは、1時間少しお時間をいただき、首、肩のケアについてです。

事前にアンケートを取らせていただきました。やはりテーマに沿ったお悩み、首や肩回りの凝り、張り、痛み、しびれといった症状が70%以上と非常に多かったです。その他、自律神経、頭痛、めまい、顎の不調、内臓関係の不調、腰痛や坐骨神経痛といった症状の方もいらっしゃいました。

本日は、薬や痛み止め、整体、治療院に通ってもなかなか根本的な改善に至らない方に対して、根本的に改善する一つのきっかけになればと思い、開催しております。

背骨コンディショニングは、私から何度も話していますが、日本発祥のプログラムで、創始者の日野秀彦が独自の背骨の評価で改善する運動療法を体系化した、不調改善に特化した運動プログラムです。最近では、TVで見るようなスーパーアスリートも自身のコンディショニングケアとして取り入れています。

西洋医学、東洋医学、整体、マッサージなど様々な治療法がありますが、背骨コンディショニングは全く独自の考え方、捉え方をしています。今日は、どうやったら自分で調子の悪さを根本的に改善できるのか、というところをわかりやすくお伝えできればと思います。

2.1. 不調の原因とメカニズム

今回の無料セミナーを開催する理由ですが、背骨コンディショニングを最近知った方が正しく効果を出すポイントやコツをしっかりお届けしたい、薬や手術以外に運動療法で改善できることを多くの方に知ってほしい、そして困っている方が少しでも楽になってほしいという思いからです。

一般的な首・肩周りの不調は、病院ではヘルニアや胸郭出口症候群などと診断され、薬の処方、ブロック注射、固定、牽引、重い場合は手術という処方が一般的です。

しかし、背骨コンディショニングでは全く別のアプローチをしています。

首の骨(頸椎)7個の位置がずれると、骨から出ている神経が引っ張られ、神経異常が起きます。その結果、筋肉が凝り固まったり、神経自体の痛みが出たり、関節の潤滑油が出づらくなって炎症が起き、肩、肘、指先に痛みが出ます。また、神経は内臓にもつながっているため、自律神経の不調やしびれも引き起こされます。これは現代医学では考えられていないポイントです。

さらに、首だけがずれるのではなく、お尻の真ん中にある仙骨がずれることが関係します。仙骨は骨盤の中心にある骨で、ここが後ろにずれると、その影響で頭の位置が前に出て、肩の位置も前に来ます。これにより、頸椎の1番、2番あたりや一番下の7番がずれたりねじれたりします。

つまり、首のゆがみが直接的な不調の原因ではあるものの、腰の仙骨のずれが根底にあることが多いです。仙骨は解剖学的にはほとんど動かないと定義されているため、指摘されないことが多いのです。

背骨がずれると、骨を固定する靭帯という組織が硬くなる特徴があります。そのため、首や肩が動きづらくなったり、前屈・後屈しづらくなったりします。これは生まれつき体が硬いのではなく、骨の位置がずれて固まっている状態なのです。神経も引っ張られることで、硬く硬縮してしまいます。

2.2. 症状が出るメカニズムと改善方法

症状が出るメカニズムは、以下の通りです。

  1. 背骨を支える筋力(大殿筋、脊柱起立筋、菱形筋)の低下が起きる。

  2. 筋力低下により、背骨のずれが生じる。

  3. 骨のずれにより神経が引っ張られ、神経伝導異常が起きる。

  4. 痛み、しびれ、内臓の機能低下など、症状が出る。

このメカニズムから、改善方法は以下の3つの運動要素からなります。

  1. 緩める(関節や神経の硬さを緩める)

  2. 矯正(ずれた背骨を矯正する)

  3. 筋力強化(支える筋力を強化する)

この3つの運動要素を生活の中に取り入れることが、根本的な解決につながります。背骨コンディショニングは、仙骨のずれに着目して開発されているため、仙骨をゆがませる運動は含まれていません。

3. 体のチェック(検査)

自分の今の体の状態を知るための簡単な検査をいくつか行います。

  • 首の神経チェック:鎖骨の骨の上、くぼみの部分を人差し指で横にグリグリ押して、痛みがあるか確認します。痛みがある場合は、神経が引っ張られている状態です。

  • 肘の神経チェック:肘の視点から1cm上、小指側を親指でグリグリ押して、痛みがあるか確認します。(尺骨神経:首の下の方から出る神経)

  • 首の可動域チェック

    • 横に振り向く動作:鼻の頭が肩の横まで向けるのが理想です。

    • 上を見上げる検査:鼻の頭が天井まで向けるのが理想です。

    • 下を向く動作:後ろの突っ張り感を確認します。

  • 顎の検査:口を開けて、指を縦に何本入るか確認します。指3本が楽に入るのが理想です。

  • 肩のチェック①:腕を横から上に上げたとき、耳の後ろの頭蓋骨を腕で挟めるか確認します。上げづらい場合は、巻き込みによって固まっている状態です。(40肩、50肩の原因にもなります)

  • 肩のチェック②:腕を後ろに回して、反対側の肩甲骨の下を指先でツンツン触れられるか確認します。痛みなく触れるのが理想です。

  • 腰の検査:立った状態で腰幅で、前屈と後屈を行い、腰の痛みや突っ張り感を確認します。(仙骨のずれから人体が硬くなっている状態です)

これらの検査を日々の状態を把握するために覚えておいてください。

4. エクササイズの実施

ここから、実際に改善のためのエクササイズを行っていきます。怪我や妊娠中の方は見学をお願いします。畳一畳分のスペースと、タオルまたはトレーニングチューブをご用意ください。動きは安全に、効果が出やすいように丁寧に動かしてください。

4.1. 緩める体操

まず、腰の方から緩めていきます。

  1. 腰の緩め(仰向け膝倒し) 仰向けで両膝を立て、腰幅の2倍くらいに広げます。手を広げて、両膝を左右交互にゆっくり倒します。肩はつけた状態で、外側の膝が床に近づきやすいですが、痛みなければ内側の膝も床に近づけるように意識します。これで腰椎のあたりを緩めます。20~30往復行います。腰痛やぎっくり腰をしやすい方におすすめです。

  2. 胸椎の緩め(体側で胸を開く) 横向きになり、両膝を前に90度に曲げ、手を合わせます。背筋を伸ばしながら、上の手を後ろに開きます(胸を開く)。外側の手を開き、戻す動作を繰り返します。これで背中、胸椎を緩め、巻き肩を開く効果があります。背中の丸み改善にもつながります。胸椎は内臓に神経が繋がっているため、胃の不調や動悸、不整脈など器質的疾患がない不調にも有効です。反対側も行います。

  3. 首の緩め(基本の3種類) うつ伏せになり、げんこつを使います。

    • 横に倒す動作:げんこつを縦に床に置き、顎を乗せます。顎を前に出しながら、頭の重さを預けて、ゆっくり小さく左右に倒します。痛みがなければ続けてください。これで頸椎の上の方を緩めます。

    • 耳を肩に近づける動作:げんこつを手前に引き、手の甲側が床に近づくようにして顎を引きます。耳を肩に近づけるように、左右交互に動かします。これで頸椎の真ん中あたりを動かします。

    • 前後の動き:げんこつを一つ、または二つ重ねて顎を乗せます。顎を前に突き出し、頭の重さを拳骨に預け、次にげんこつを手前に返しながら顎を引きます。この動作を繰り返します。顎を前に突き出すことで、首の骨を前に反る力がかかり、ストレートネックの改善に役立ちます。(首を緩める体操は副交感神経が働きやすいため、眠気や眠りの質が悪い方にも有効です。)

  4. 顎の緩め 拳骨の上に顎を乗せ、口は半開きにします。

    • 横にずらす動作:下の顎を固定し、上の顎(頭蓋骨)を横にずらすように動かします。

    • 前後にずらす動作:足のつま先で床を押し、体全体で前後に移動するように動かします。これで顎関節を緩めます。

  5. 肩の緩め(腕を組んで回す) 右手(上)を左肩の上に乗せ反対の手(下)を下から組みます(組めなければ届くところで)。下の腕で上の腕を持ち上げるように、大きく回していきます。これで肩の関節と肩甲骨のあたりを緩めます。40肩、50肩の予防・改善にもつながります。反対側も行います。

  6. 肩の緩め(後ろで腕を組む) 後ろで腕を掴みます(掴めなければタオルなどを利用)。掴んだ状態で、ゆっくり肩甲骨を後ろで寄せるように、両肩を開く意識で動かします。開いたときに手が横にくるようにします。小さく行い、左右の腕を入れ替えて行います。

  7. 神経のストレッチ 座った状態で、右手を伸ばして指先を上に向けます。頭をゆっくり反対側(左)に倒し、腕全体をじわーっと捻じります。頭と腕を遠くに離すように意識すると、首から肩、腕全体にかけてツーンと神経がストレッチされます。反対側も行います。

  8. 頸椎の緩め(応用) 少し難しいですが、右のこめかみを左の手で持ち、手の甲側を床につけます。下の顎が浮いた状態を作り、下の顎をゆっくり床に近づけるように動かします。これで首全体を緩めることができます。左右差があれば、やりづらい方を多めにやると、首のねじれ改善につながります。

  9. 星状神経節の緩め(応用) 腕を体側でだらんと垂らし、指先を軽く内側に向け、肘を軽く緩めます。頭をだらんと垂らして、肩甲骨を寄せながら、頭を腕の中に入れていく動作を行います。これで頸椎7番付近の正常神経節という自律神経の塊をストレッチしています。

4.2. 矯正体操

次に、緩めた関節を正しい位置に戻すための矯正体操を行います。仙骨枕またはタオルをご用意ください。

  1. 仙骨の矯正 タオルを丸めるか、仙骨枕のとがった方を尾てい骨の上の仙骨に当てて仰向けになります。

    • 両膝を立てて、タオルを下に押しつぶすように膝を左右にゆさゆさと動かします(20~30往復)。これで仙骨を正しい位置に押し込みます。

    • 足の裏を合わせて足を開き、腰をゆさゆさと動かします。

    • (痛みなければ)足を上げて、外側から回す動作を行います。足の重さを使って仙骨を押し込みます。逆回転も行います。

  2. 頸椎7番の矯正 タオルまたは仙骨枕の丸い面を背骨、肩の高さ(頸椎7番あたり)に当てて仰向けになります。

    • 両膝を立て、お尻を上げたり下ろしたりします。これによりタオルの厚みが利用され、後ろに出ている骨を中に引っ込めます。

    • お尻を上げた状態で、首を左右に振り向く動作を行います。これで頸椎7番あたりを矯正します。

  3. 頸椎1番の矯正 **げんこつ2個(小指側)**を頭蓋骨の角度が変わるところ(頸椎1番の横)に当てて仰向けになります(仙骨枕のくぼみでも可)。

    • 頭の重さを預けて、左右に振り向く動作を行います。小指側の骨を使って頸椎1番、2番のねじれを矯正します。

    • げんこつを1個に減らし、顎を上げたり引いたりする動作を行います。顎を引くときに頸椎1番を中に押し込むイメージです。

4.3. 筋力強化(菱形筋)

最後に、菱形筋の筋力強化のフォームを覚えます。

菱形筋は肩甲骨を後ろに寄せるための筋肉で、この筋肉が弱ると肩が前に巻き込み、首や胸椎のゆがみにつながります。前から引っ張る動作が、肩の位置を後ろに保つ筋肉を鍛えます。

タオルを両手で持ってフォームの確認をします。

  • 姿勢:腰を伸ばして胸を張ります。

  • 動作:タオルを鎖骨の方に引き寄せます。このとき、肩甲骨を寄せてくっつけるように意識します。肘の位置は肩の高さと揃えます。

【重要な原則】 筋肉をつけるためには、10回がやっとできるという負荷が必要です。回数で言うと11回目で引っ張れない、12回目は動かない、というくらいの負荷をチューブなどでかけて行う必要があります。回数ではなく、負荷と正しい回数で追い込むことが大事です。セット数は2~3セット繰り返します。 筋トレは毎日やらずに、間隔を空け週に2〜3回行うと筋力の向上が見込めます。

5. アフター検査とまとめ

アフター検査を行い、緩めと矯正の効果を確認します。 鎖骨の神経の痛み、肘の神経の痛み、首の左右の振り向き、上を見上げる動作、顎の開き、腕を後ろに回したときの可動域、前屈・後屈の動きを、最初にやった時と比べてみてください。

動きが広くなったり、痛みが減っていたり、顎が開きやすくなっていれば、それは効果が出ている証拠です。すぐに変わらなくても、動きが良くなったり痛みが減っていれば、運動効果が出ていますので、継続していただければ確実に変わってきます。

体の調子を保つためには、以下の3つのコツが重要です。

  1. 種目:症状に合った種目を行う。

  2. 強度:体操・矯正は心地よい範囲で、筋トレは10回がやっとできる負荷で行う。

  3. 頻度:体操は週4回以上(毎日がベスト)、筋トレは週2回(向上)行う。

正しいフォームで、腰から順々に整えていくこと、そして菱形筋、大殿筋、脊柱起立筋といった支える筋肉の強化をすることが、根本的な体づくりには不可欠です。そして、何よりも継続することが最も重要です。

「どこに行っても治らない不調は、もしかしたら今まで適切な運動を実施していなかったからではないか」というメッセージをお届けしたいです。逆に言えば、しっかり正しくやれば改善するということです。

私の専門家としての経験からも、このプログラムで多くの方が改善されています。例えば、左手のしびれやめまいがあった方が3ヶ月でほぼ全快、側弯症の方がレントゲン上でもまっすぐになってきた、急に立てなくなった方が歩けるようになった、長年の肩こりが改善して仕事に集中できるようになった、といった事例があります。

一般的なストレッチやトレーニングではなく、骨と神経にしっかりアプローチする運動療法です。年齢に関係なく、いつからでも体は変えることができます。筋力は何もせずとも低下しますが、きちんとやれば維持・向上できます。

運動の継続は難しいからこそ、環境づくりが大事です。自分で時間を決めたり、場所を決めたり、ハードルを下げたりといった工夫のほか、専門家のサポートを受けることも非常に有効です。


6. オンラインスクールとご案内

私は現在、オンラインスクールを提供しており、オンライン上で運動習慣を作れるサービスを運用しています。

  • 月に4回、ライブでZoomレッスンを受講できます(録画もあり)。

  • 症状別のエクササイズ動画など、500以上のコンテンツが会員サイトに掲載されています。

  • 毎週2回、体づくりの役立つ情報が届き、習慣化をサポートします。

通常、初月は初期費用と月額料金で7,000円をいただいておりますが、先着30名様限定の冬の応援キャンペーンとして、初月1,000円で全てのサービスをご利用いただけます。

もし継続をご希望の場合は、2ヶ月目以降は月額2,000円で継続可能です。今日から1ヶ月間、全てのサービスをご利用いただけますので、ぜひご検討ください。ご登録はQRコードまたはチャットに送らせていただいたリンクから可能です。

また、指導者の養成講座に興味のある方のために、12月16日夜にオンラインで説明会を開きます。体に関わる仕事をしている方、クライアントに効果のある運動療法を提供したい方、家族や自分のために体づくりを学びたい方、副業として仕事にしたい方、スポーツクラブでプログラムを導入したい方などが対象です。こちらも別途ご案内いたします。

高橋
養成講座の説明会に興味ある方はこちらから登録しておいてくださいね

7. Q&A セッション

ここからは、事前やチャットでいただいたご質問にお答えしていきます。

  • 肩や首の凝り・張り、噛み締めについて:神経が引っ張られると筋肉は硬くなります。マッサージをしてもすぐ戻るのは、骨自体が戻っていないため神経が引っ張られた状態だからです。コリや張りのある方は、まず土台の骨を整えていくことが大事です。噛み締めがある方は、今日やった顎の緩めを取り入れてください。マウスピースの使用も有効です。

  • 起床時の腰痛、激痛について:起床時の痛みは仙骨や腰椎のゆがみが原因です。今日やった仰向けの体操や仙骨の矯正は有効です。また、今日紹介できなかった**バックキック(お尻の筋トレ)**をしっかり行うと緩和してきます。痛みは年齢に関係なく改善できる問題です。

  • デスクワークが長時間できない:座っている姿勢は仙骨に後ろ向きの力がかかりやすく、頭が前に出て首の不調につながります。ゆがんだ状態で神経が過緊張だとすぐに調子が悪くなるため、日頃から体操をすることで、座っていても負けない体を作っていくことが重要です。

  • ヘルニア、脊柱管狭窄症の診断について:病院での診断名は現代医学に基づいたものですが、背骨コンディショニングでは、現代医学では評価されない仙骨のずれから神経が引っ張られ、症状が出ていると考えます。事例からも、診断名に関わらず改善するケースが多くあります。

  • 寝つきの悪さ、睡眠障害:頸椎上部(頸椎1番)の矯正は副交感神経に働きかけるため、寝つきの悪い方には有効です。

  • 指のしびれ:肩の巻き込みが多いため、今日やった肩を開く動作やハイエルボーローイング(菱形筋の筋トレ)、そして首肩のケアやトレーニングが有効です。

  • 一日中力が入ってしまう:これは交感神経が優位で副交感神経が働いていない状態です。今日のような関節を緩める体操で背骨を緩めてあげると、神経が緩み、力も抜けやすくなります。

  • 痛みがあっても運動を:調子が悪いと運動を嫌がり、筋力が衰えてさらに悪化するという悪循環に陥りがちです。痛みやつらさがあっても、できる種目を少しずつ続けていくことが大切です。他者からの施術や薬だけでは体の組織は変わりません。自分で負荷をかけて体を鍛えるという方向性が、根本改善には不可欠です。


最後に、皆さんがご参加くださったのは、ご自身の健康にご興味を持っているからだと思います。もし、ご家族やお知り合いの方で調子の悪い方がいらっしゃいましたら、ちょっとした運動で良くなる事例は多くありますので、このオンラインセミナーについてお伝えいただけたら嬉しく思います。

引き続き、私はSNSを通して広く発信を続けていきますので、ぜひフォローとチェックをしていただければ嬉しく思います。

本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。またどこかでお会いできることを楽しみにしています。失礼いたします。

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