こんにちは。せぼねくんです。
顎が痛い、開きづらい、カックン、コッキンと音がする、顔の歪みも気になる。
こんな風にお悩みではないですか?
実は、顎の不調や顔の歪みは背骨の歪みが原因かもしれません。
今回は、西荻窪スタジオにお越し頂いている方の事例をお客様にご了承を頂きご紹介しますね。
実際のお声
ヨガをやっていますが、ポーズをとっている時も体の歪みを感じていて、ヨガをやっていても骨盤の傾きや癖の根本を治すことが難しく、特に顎関節症にも長年悩んでいて良い治療法はないかと探していて、YouTubeで背骨コンディショニングを知りました。
最初はどのような状態でしたか?
顎関節症もあり、口の開閉がスムーズではなく顔の歪みも気になっていました。
肩や首周りもいつもガチガチで体を動かしている割には肩甲骨も固まっていて、体の色々な箇所がロックされている感じで辛かったです。たまに朝起きると片頭痛もありました。
背骨コンディショニングを実践してどのように変わりましたか?
背骨コンディショニングで仙骨のズレや歪みが原因だと知り、その他の原因となる歪みのことなどしっかり教えて頂いて施術をしてもらっていくと口の開閉がスムーズになり、長年悩んできた顔の歪み、首や肩周りの可動域も広がってきた感覚があり、ヨガのポーズもとりやすくなった気がします。
仙骨がしっかり立ったので姿勢も良くなったし、体のロックが取れて楽になりました。
金川寿子さま
金川さん、お声頂きましてありがとうございました!
では、ここからはなぜ顎の不調が出るのか?
を書いていきますね。
知ることから改善が始まります。
顎関節の不調と背骨の歪み
顎の関節は、上顎と下顎が耳の穴の前で関節しています。
なぜこの関節がズレるのか?というと現代医学でも完全に解明されてはいないようなのですが、上下の歯の噛み合わせの異常によるものが多いと言われます。
実際に僕も現場で顎の調子が悪い方の顎をチェックするのですが、顎を触ると位置や動きに左右差を感じます。そして噛み締めや歯軋りがある方が多いです。
一般的にはマウスピース(僕もオススメしてます)や歯の治療(酷いと外科手術)、生活習慣や顎に負担のかからないように指導されることが多いと思うのですが、僕からは背骨の歪みも整えて欲しいなと思うわけです。
代償姿勢理論というのですが、背骨の中心の仙骨の歪みから、全身の骨格の配列に影響が出るという理論です。
顎の関節も、本来あるべき姿勢から仙骨が歪むことによって、顎の関節の状態も変わるのでは?と考えられるのです。
また、関節には滑液という関節がスムーズに動くための潤滑油が出ているのですが、骨の歪みから神経が引っ張られることによって、滑液の出が悪くなるのでは?という考え方をしています。
顎関節にも滑液が出ているので、
首の歪み→神経伝導異常→滑液不足→顎関節擦れて炎症
こういう機序で、顎関節の不調が出やすいのではと考えることも出来るのです。
なので、今回お声を頂いた金川さんにも顎の手技矯正だけでなく、全身を整えるエクササイズや神経のケアをお伝えしていたんですよ。
まとめ
顎の不調は、全ては解明されているわけではないのですが、歯の状態や噛み締めなど(この領域は歯の専門医になります)を考えつつ、背骨全体から整えていくと改善の余地がある。ということです。
今回、お声を頂いた金川さんも今の時代、顎の調子が悪くなっている方も多いと思うからとのことで、お声を共有して頂きました。
この記事があなたのお役に立ってくれたらとても嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!