むずむず脚症候群って知ってますか?
聞いたことありますか?ボクは前々から名前は聞いていたんですけど、最近むずむず脚症候群のことが気になって調べてみました。というのも最近お会いした方が診断を受けて起こし頂いたからです。字のごとく脚がむずむずして睡眠の妨げになったり、また脚だけではなくて左半身が身体の中がむずむず、ジリジリするようなそんな症状もありました。しかも左足の方が頻繁に症状が出るという方でした。
※同じ様に苦しむ方の救いになれば、、とご本人に了承を得て記事を書いています
どんな症状が出るのか?
厚生労働省のサイトを調べてみると、
レストレスレッグス症候群(従来はむずむず脚症候群と呼ばれていました)は、夕方から深夜にかけて、下肢を中心として、「ムズムズする」「痛がゆい」「じっとしていると非常に不快」といった異常な感覚が出現してくる病気です。足を動かすとこの異常感覚はすぐに消えるのですが、じっとしていると再び出現してきます。
患者さんは布団の中でじっとしていることができず、眠くても眠りにつくことができません。何とか寝付けたとしても、睡眠が浅く、十分に眠れません。また、足が周期的にピクッピクッと勝手に動き続けていることが多く(周期性四肢運動障害)、これも睡眠を浅くします。このため、不眠だけでなく、日中の過眠も出現します。
とのこと。
また現代医学的な治療法のうち薬物療法はパーキンソン病で使用する薬を使用されることが多いとのこと。
で、実際に今日お会いした方も薬を処方されていました。ただ、薬の副作用などが気になって運動療法で良くならないのか?骨の歪みと関係しているんじゃないか?ということで、僕のクライアントさんから勧められて本日荻窪のスタジオでお会いしたんです。
実際の骨の歪みと神経の状態
で、実際に背骨を見たら、、やっぱり仙骨がボコんと出ていました。しかも左側が特に出ていました。
症状が出ている左側の坐骨神経が特に硬い状況でした。
仙骨からは坐骨神経が出ています。仙骨が後ろに出ていることによって坐骨神経が引っ張られる形になるんです。背骨コンディショニングを良く知る方なら分かると思いますけど、「仙骨の位置と神経が引っ張られるの関係性」は医学的には明確な理論がないので、精密検査をしても見逃されてしまうんです。
背骨から見た運動という選択肢
むずむず脚症候群は、日本では200~400万人いらっしゃるみたいです。現代医学的には脳内のドパミン機能障害や鉄不足、パーキンソン病、リウマチ、薬害、妊娠、慢性腎不全が関係しているんじゃないか。と言われているみたいですけど明確な原因が特定出来ていないのが現状なんです。
人によって実際の原因が様々かもしれないですけど、実際にこの方の仙骨は出て坐骨神経が硬かった。という事実があります。もしかしたら、ドパミンでも鉄不足でもパーキンソン病でもなく、単純に仙骨のズレから坐骨神経が引っ張られて神経の異常が起きているだけかもしれないんです。
現在この症状の治療法は、
①生活習慣の改善(食事やカフェイン、アルコール喫煙を避ける、マッサージやストレッチをする)
②薬物療法(ドパミンの働きを補う薬剤、てんかんの薬、貼薬)
この2つの選択肢がありますが、
ここに背骨から見た運動をするということも有効なのではないかなとボクは思ってます。
というのは実際に仙骨が出て坐骨神経も硬かったから。固まっているところを緩めるROM運動をして出ている骨を矯正して、仙骨はじめ背骨を支える筋力を強化していく背骨から見た運動療法で良い方向に行くんじゃないかなと。
そして、運動で改善する症状であれば薬では改善しないし、副作用など身体に負担をかけてしまうことになるんじゃないかなとも思います。
ただまずは、この方が1日でも早く改善して心身ともに健康になって頂けるように正しい背骨の運動方法をお伝えしていこうと改めてこの記事を書いて考えていました。