(以下、敬称略/一部表現を読みやすく整えています)
背骨コンディショニング協会の体制が整い、世界どこからでもインストラクターをオンライン受講出来るようになりました。今回は、タイでは初の養成講座受講の山田さんが2025年11月10日に講座を無事に修了したのでインタビュー形式でお話を伺いました。
目次
▪️自己紹介
せぼねくん
「今日は、世界各地から受講できるようになった“背骨コンディショニング指導者養成講座”について、海外受講第一号としてバンコクから受講・修了された山田さんにお話を伺います。よろしくお願いします!」
山田さん
「よろしくお願いします。タイ・バンコクで英語塾を運営しています。高校・大学受験の英語指導が中心で、私の名前は山田直行です。」
▪️なぜ背骨コンディショニングの指導者養成講座を受けようと思ったのか?
せぼねくん
「受講のきっかけや、受講前に抱えていたお悩みを教えてください。」
山田さん
「すべての発端は“コロナの後遺症”でした。今年の6月末頃に感染し、その後遺症が重症化。血圧が200を超えることもあり、胸や首が締め付けられる、体温調節がうまくいかない、エアコンの部屋にいられないなど、日常生活も苦しい状態でした。検査をしても原因が見つからず、薬も効かない。正直、遺書を書こうかと思うほど追い詰められていました。
そんな時にたまたまYouTubeで日野先生の“背骨コンディショニング”に出会い、まず肩甲骨の動画を実践したら、久しぶりに大量に発汗して一気に楽になったんです。そこから継続して学び、『これは理論としても素晴らしい、同じように苦しむ人の助けになる』と確信しました。
さらに調べると“海外在住者向けの養成講座”があると知り、迷わず申し込みました。」
▪️今回のインストラクター講座は受けてみていかがですか?
せぼねくん
「今回オンライン完結で受講されたと思いますが、実際の体験はいかがでしたか?」
山田さん
「海外在住だと日本のサービスを受けにくい現実が多いのですが、オンラインとeラーニングのおかげで受講できたのがまずありがたかったです。
講座は“学べば学ぶほど見える世界が変わる”という体験でした。動画の真似だけでは掴めないポイントを、インストラクターやスペシャリストの直接指導で深く理解できました。規定の20時間学習に加え、自習も重ねることで、合計40〜100時間規模で取り組んだ感覚です。
一方で、eラーニングは“自分で進める意思”が必要だとも感じました。これから目指す方は、学ぶ習慣を持って挑むと良いと思います。」
▪️これからどんな風な活動をしていく予定ですか?
せぼねくん
「修了後の活動計画を教えてください。」
山田さん
「まずは知人に協力してもらい、無償の練習クラスで効果やクラス運営の評価を重ねます。その後、バンコクには習い事のためのスペースが多いので、そうした場所をお借りしてクラスを開講する予定です。
当面は塾業の合間に“週末”からスタートし、将来的には平日日中にも週2回ほど枠を設け、理想的には“週3回”取り組める環境をつくりたいと考えています。ゆくゆくは、より多くの方に広めていけるよう活動範囲も広げたいです。」
▪️プログラム開発者・日野先生へのメッセージ
せぼねくん
「講座中、『日野先生に手紙を書きたい』という話もありました。メッセージがあればお願いします。」
山田さん
「背骨コンディショニングがなかったら、私は本当にどうなっていたか分かりません。血圧が危険域で、気を失ってそのまま…と想像するほどの状態でした。骨折や手術など様々なつらい経験をしてきましたが、それら以上にきつかった。それを、ここまで回復させてくれたのがこのプログラムです。心から感謝しています。」
▪️最後に—どんな人に背骨コンディショニングの指導者養成講座を勧めたいですか?
せぼねくん
「どんな方に、この養成講座を勧めたいですか?」
山田さん
「“つらさが分かる人”にこそ向いていると思います。まったく不調のない方には、ヨガやピラティスの延長のように軽く受け取られてしまうかもしれません。でも、本当に困っている人にとっては“救い”になり得るものです。
だからこそ、相手を良くしたいという気持ちと、指導者としての自覚を持って学べる人におすすめしたい。学びは易しくありませんが、理解が深いほど、人の役に立てる実感があります。」
まとめ(編集後記)
せぼねくん
「海外からのオンライン受講で修了された第一号、山田さん。コロナ後遺症という極限の体験を乗り越え、“誰かの救いになりたい”という強い動機で学び抜かれた姿勢が印象的でした。バンコクでのクラス開講、全力で応援しています!」
今回お話を伺った山田さん
-
氏名:山田直行
-
在住:タイ・バンコク
-
職業:英語塾(高校・大学受験英語)運営
-
背骨コンディショニング:指導者養成講座オンライン受講・修了
-
今後の活動:バンコクで練習クラス→定期クラス開講(週末→平日昼/週3回体制を目標)

