その場所をさすっても揉んでも、その場しのぎです。肩を動かすこと、鍛えることが根本解決です。
実はボクも似たような症状を感じたことがあります。朝に起き掛けの左手の甲の何とも言えない感覚や前腕部の筋肉の痛み。辛いですよね。特に何したわけでもないのに。って。
でも、ボクは今では原因が分かっているので、出てきたら一生懸命「肩」を動かします。すると本当に良くなるんです。
ということで、今日は腕の痛みや手首、指先の違和感や痺れなど出ているあなたの為に【厳選3種目】をお伝えしていきますね。
●腕や手首の違和感や痛みがなかなか良くならない
●治ったと思ってもまた出てくる
●朝、起きた時に腕から指にかけてこわ張りや痺れを感じて困っている
では、なぜ肩を動かすのか理由を書いていきますね。
なぜ肩なのか?
頸椎から出て、肩を経由して(腕神経叢って言ってかなり神経が集まってます)そして、肘、手首、指先まで伸びているんです。
こんな風に手の甲や指先の爪先にまで伸びるんですよ。
腕、肘、手首の不調が出ている方は、肩の位置がずれていることが結構多いんです。
理想は、肩甲骨の穴にスコンと上腕骨の頭(骨頭)がハマっているのが本来なんですけど、この位置が上腕骨が前に出たり、抜け気味だったり、結構多いです。
で、上腕骨がずれた分だけ肩を経由している神経が引っ張られて神経の異常が起きている。と、そう考えることが出来るんです。
肩のコンディショニングとは?
なので、肩を良い位置に整えたり、動かすことで神経が緩みます。結果、腕や手首、指先の違和感、痛みが良くなっていくと思いますよ。
下記にコンディショニング方法を是非やってみてくださいね。
肩の体操
全て痛くない範囲、無理のない範囲で行うことが大事です。痛みを我慢して動かし過ぎちゃうと組織を痛めちゃうことがあるんです。感覚を大事にしてくださいね。
腕を組むことで、ただ単純に肩を回すより効果的になります
頸椎から指先まで伸びる神経のストレッチです。神経も柔軟性があると考えているんですよ。痛くなければ、いっぱいいっぱい腕を捻っていきます。個人的にこれはとてもオススメです。どこでも出来ますしね。
肩(三角筋)の筋トレ
週に2~3回。間隔を空けて行うことで筋力が向上します。また神経の伝導も改善して軽くなりますよ。
回数10回がギリギり出来るチューブの強さで3セット。セットの合間は1分間休憩を入れます。
はい。で、今回はまずは即効性がありそうな厳選3種目をご紹介したんですけど、かなり大事なことがあります。
これで良くなれば良いですけど、しつこい症状はすぐ効果が出ないこともあります。その時は、肩周りだけではなく、腰周りのコンディショニングを入れたり、筋トレの種目や回数などを修正していくことで、改善していくと思いますよ。
ではでは、今回は腕や手首、指先の不調の改善方法について書いてみました。不調がある時こそ、痛みがある時こそ、試してみてくださいね。楽になると思いますよ。